ボードゲーム好き、TRPG好きには楽しすぎるスルタンのゲームですが、難易度がかなり高いゲームです。
ゲーム中に説明もありますがまだ発売してから間もないため説明文も十分ではなく、翻訳も改善途中なので一部中国語になるので難しさに拍車をかけています。
Demo版からやり込んで、発売日から遊び続けている私が初心者向けに攻略情報を紹介します。
色々試行錯誤するのが楽しいゲームなので、ネタバレにできるだけ配慮して具体的なイベントには触れないようにしています。
どうしてもネタバレに触れないと説明できない部分については、隠し状態にしていてタップすることで見れるようにしているので安心してください。
スルタンカードについて
処理が簡単な順番として散財>色欲>殺戮>>>征服
とにかく金ランク征服の処理が難しい。
「散財」は「珍品」タグが付いているものをマイアイデアに突っ込むと大体処理できる。
高ランクの「散財」カードをマイアイデアで使って家の拡張をすると追加で金貨が発生するようになるので懐に余裕が出る。
処理できるイベントも豊富で、金ランクの処理も一番簡単。
「色欲」は同じ相手だと処理できない
思ったより使えるシーンが多く、「激情」を持っている相手なら基本的に悪い結果にはならない。
金ランクの処理手段は限られているので、難しめ。
「殺戮」は処理自体は簡単だが、処理した相手のイベントが進まなくなるので将来詰む可能性が高くなる。
悪名が高くなると処理イベントが多くなるが、悪名自体が殺戮を繰り返すと溜まりやすいという関係上嚙み合っていない。
金ランクの処理手段は少なめだが、色欲よりは楽。
「征服」は石～銅ランクまで、銀ランクの1枚目までなら浴場に通っていれば処理イベントが発生する。
銀ランクの2枚目や金ランクは処理するためにイベントをしっかり進める必要があり、処理に苦労する。
特に金ランクはランダム発生＋下準備が必要なので一番難しい。（処理までに20日あるのが幸いだが）
対象よりスルタンカードのランクが低い場合は処理できる。
（例 銀対象なら銀、銅、石が処理できる）
スルタンのカードは実質「大義名分」なので、本来なら悪名が増える行動でも正当化できると良い結果になることが多い。
逆に大義名分があってもダメだろ…という行為や、そんなことに権力を振りかざすなよ…という行為にスルタンカードを使うと悪名が増える。
処理に困ったらスルタンカード自体を「マイアイデア」に入れると活路が開けるときが多い。
主なフィールドについて
権力ゲーム
マイナス票が多いと「中傷」が溜まり、3つ溜まるとスルタンからのお叱りイベントが発生する。
もちろんメリットはないので、常に人を送り続けて中傷が溜まらないようにする。
書店に通って貴族の支持を多く集めると楽になる。
多くの支持を持った貴族（目安5）が従者になったら、そいつを専任にしたらよい。
スルタンの正室、側室、召使いには色欲カードを、発言に来る大臣には殺戮カードを処理できる。
権勢が5未満の場合、情報カードを提供すると権勢を上げてくれる。
ファミリービジネス
このゲームは何かとお金がかかるので、常に稼ぎ続ける必要がある。
専任を作ってもいいレベルで、常にサイコロが3は出るようにしたい。
金貨を100以上貯めていても、一気に出費がかさんですっからかんという事態が結構ある。
オアシスなどのお金を生み出す交易路関係のカードを置ける。
置いても置かなくても大体3ターンくらいすると無くなる。（=次のイベントに進む）
空き家を置くと異国の商人が貸してほしいと言ってくる。
賃貸料を払ってくれて、装備品も売ってくれるので余っていたら活用したい。
ダイスがミスって0でも最悪金貨1もらえるので、人が余っているなら送るだけでアド。
浴場
ダイスによってもらえる消耗品のランクが変わる。
ダイスが1でも出れば成功扱いでイベントが発生する可能性がある。
征服カードを処理するイベントが多く出るので、引いた時は早めに浴場に通おう。
向かわせる人によってイベントが進むので、イベントを引き切ったかなと思っても定期的に色々な人を送ってみたい。
私が確認した組み合わせ（ネタバレ注意）
- メギとアディレが従者にいる状態で、メギが浴場に訪問
- 主人公がワニを持っている状態で、主人公が浴場に訪問
書店
本は読んだ人の能力をUPさせる以外に、イベントを発生させるものがある。
貴族が本を買いに来ているとき、貴族の従者を向かわせてダイスが成功すると、本を買いに来た貴族から支持がもらえる。
権力ゲームに人を割かなくて良くなるので、できるだけ支持を集めよう。
貴族と仲良くなるには本を買う必要は無く、行くだけでいい。
平民の従者を向かわせても支持はもらえないので注意。（要検証）
ある程度本を買うと書店が無くなり、本屋の店主と共に本を探すイベントが繰り返される。
こうなると貴族の支持を上げられなくなるので、状況によっては注意が必要。
愉悦の館
女を抱ける、男にとって素晴らしい施設なことか。
散財、色欲、殺戮カードの処理がメインになる。
娼婦と激情を燃やすとイベントが発生するようになる。
色欲カードを使う場合は妻の不満が溜まらないが、それ以外の理由で通うと妻の不満が溜まる。（散財カードでもダメ）
従者について
Demo版ではダイスロールが参加人数の合計で振られるイベントがほとんどだったので育てた万能従者2人+主人公1人いればほとんどOKだったが、製品版からは従者ごとにダイスチェックされるイベントが増えたので役割分担が大切になった。
武官として育てるなら体力、生存、戦闘、隠密を、文官として育てるなら社交、魅力、知恵を、魔法担当なら魔力と知恵を重視する。
加入時点で強めな従者を本で育てる→イベントに参加させて能力UP→使いやすくなってもっとイベントに参加して強化…と強くなるやつはどんどん強くなるし、弱いやつは弱いままになりがち。
読む条件が厳しい本はルメラに読ませておくとかなり強くなる。
捕らえた捕虜は牢獄でお金を払うことで従者になる。
戦闘系ステータスはそこそこなので、武器を持たせてあげれば即戦力として十分。
妻の不満
「妻の不満」が溜まると不協和音イベントが発生するが、メギ自身の魅力をあげておけば自分自身で問題を先送りにしてくれるので多少溜まるくらいなら大丈夫。
（数ターン離脱したり、お金を勝手に使われる問題は出てくる）
逆にダイスチェックが足らず解決できず、それが何度も重なると悪いイベントが多く発生し最悪ゲームが詰む。
どうにもならないな…と判断したら最悪殺害カードを使って処理するのも一手。
その場合、イベント
そもそも妻の不満が溜まらないように動くのが大切だが、ゲーム的に最低限は発生してしまうので仕方ない。
必要最低限溜まるぶんには処理できるので、気にしすぎないことも大切。
無駄に娼館に行って遊ぶ夫は現実でも嫌われるってことだなぁ…
情報カードについて
権力ゲームに参加すると石ランクの内幕が確定でもらえる。
浴場に参加すると小成功で石ランク、中成功で銅ランク、大成功で銀ランクの情報カードがもらえる。（たぶんランダム）
ガンガンたまるので、ダイスチェックに不安があるときはどんどん使っていい。
求められる内容とあっていなくてもダイスのリロール目的として利用できる。
同じカードを3枚たまった場合、スルタンが不在のときに1ランク上の同名情報カードに交換してもらえる。
特定のイベントでは金ランクの情報カードが必要になるので、余裕があれば上げておきたい。
装備について
１キャラあたり武器、服、アクセサリーの3つを装着できる。
本でちまちま上げるより、装備品を付けたほうがお手軽に強化できて楽。
お金と能力UPのバランスを考えると、銀ランクの装備を買いがち。
殺戮、色欲の処理でロスト予定の従者からは装備を剥がしておくことを忘れないようにしよう。
本について
本を読むことで能力が上がる。
読むために必要な能力条件がある本は能力の上昇が高い。
本によっては追加効果があるので、テキスト分はしっかりチェックしたい。
冒険関連の本は読むことでイベントが発生し、イベントに挑戦するまで何度も読める
能力が上がるのは最初の1回だけで、2回目以降別の人が読んでも能力はあがらない
勝利条件について（ネタバレ配慮）
微ネタバレがどうしても入ってしまうので、タップして開いてください。
イベント内容はぼかしているので、クリアの方向性だけを知りたい！というのであれば見ても大丈夫です。
特定の勝利を目指さず、とにかくクリアだけを目指すのであれば逃亡エンドが一番楽。
時間を稼ぎながらスルタンカードを処理し、遠方の土地と封鎖を何とかする方法を探そう。
スルタンを倒す方向で進めるなら、政権を打倒するための思想が必要。
それに加えて強い軍隊などの戦力、魔力持ちを複数揃えないと話にならない。
各種イベントを進めて自陣営の強化、また可能な限り相手陣営の切り崩しを行おう。
第三者にスルタンのカード自体をなんとかしてもらう手段もある。
冒険を進めて、強い絆で結ばれた仲間と共に苦難に立ち向かうと光明が見えてくる。
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